スパイラルライフの伝説はこのように語り継がれる・・・ Nanashino
スパイラルライフは過去の音楽を通して新しい音楽を創るために生まれた、 車谷浩司(リリカル青年)石田小吉(メガネくん)のユニットである。 幻想主義の片目を洗い続け、心ない奴らに「なんちゃってパーフリ」 と賤まれながらもモダンから解き放たれる。 ハジメから「消えてくただのイメージなだけ」と言い切っちゃうあたり 未来が不安視された。 可憐な少女ラズベリーベルと言葉の海で悲しい別れを経験し、 フィギュアを追いかけていた。 嘘を忘れながら影の意味を見つけだす時間があるのか自問自答する。 ボーダーが揺れ出す真昼の海でどこまでも旅しようと決意し、地図をなげた。 プレゼントにもらった土曜日で、菜の花畑で笑っている 君のはかない重さにラブアンドヘイトする。 新婚旅行気分で旅したイギリスで車谷氏と石田氏ケンカ。 石田氏必死で100マイル後から車谷氏を追っかける。 カオスを経験し、「ここに立ち、いまを生きる」と位置を確認し、 空に鳥がいなくなった日に明日という言葉で悲しむ。 この頃、車谷氏「一番きれいな海=子どもの涙」説を学会で発表し、話題を呼ぶ。 同時期の石田氏は写真に君を閉じこめ、光の岸辺で待っていた。 スパイラル、ノーベル音楽賞を受賞し「光のスペクトルの花束」をもらい、 君の窓辺にかざった。 何かがはじまるのを光よりも速く予感するが感動のあまりうまく言葉で表せなかった。 車谷氏、夏の魔物にとりつかれ、黒い嘘で塗られる。 ただ眠りたいと思い、誰にも見せない僕の小鳥と一緒に 百億の時間をコールドスリープしようとしたが、 「君の真実が知りたいー」と石田氏に言われたので、やっぱりやめることにした。 外が見える窓があったので祈り、歌い、ついでにGSで踊った。 またどこかへ行きたくなり、ゴーギャンの有名な言葉をつぶやいた。 毎日夢を見ていたら、失恋して白くなり我泣きぬれてハーシーチョコレイトをかじる。 とりあえず庭に戻り、手の鳴る方でたたずむ。 レモネード持ってきてーと石田氏をパシりに使う車谷氏であった。(ウソ) カレイドが廻りだしたはいいが、君に語れる言葉が欲しくなる。 スパイラル解散説がささやかれるが「根も葉もないうわさ話」と言い切る。 でも車谷氏は内心「夜が明けたら終わる…」と思っていた。悪いヤツである。 その頃石田氏は神さまと一緒にゴーゴーダンスを踊っていたのでそれを知らなかった。 車谷氏、このころから言葉数が少なくなるが、 頭の中では「手に入れたものがすべてなのか…」と悩んでいた。 ようやく気づいた石田氏は「答えられる言葉がないから」と 秘かに車谷氏に電波でエールを送る。 横浜アリーナでスパイラルは、僕の菜の花を開花させて、笑った。 僕たちはいつまでもいつまでも彼らのことを忘れないだろう… …スパイラルの伝説は続く。 Thanks (and sorry) Spiral Life! LOVE&HATE.
説明 これは1999年8月に行われたスパイラルファンのクラブイベント「Spiral night」(SLN)のサイトに寄稿させていただいた文です。 「伝 説--生涯の伝説の全部(の一部)--」という面白いサイト(cgiで勝手に自分伝説を作ってくれる)があるのですが そこで出力される文章を参考にして、勝手なスパイラルの伝説を作ってみました。 著者(ななしの)の主観がかなり入ってますが(笑)スパイラル好きな人には楽しんでいただけるかと思います。 もどる gonta@lares.dti.ne.jp (2000/11/21 last update)